盲導犬のカリスマトレーナーさんが出演しているテレビ番組を見ました。
そこで、吠える犬のしつけについて、面白いことをおっしゃっていました。
吠える犬を黙らせようとして、犬の主張を通すこと、例えばおやつを与える、餌を与える、などをすることは、つまり
吠えたご褒美になってしまっている。
犬は、主張が通ったことで、褒められた!
いいことした!
と、思っちゃうのだと。
だから次も同じことをする。
ご褒美が貰えなかったら、更に頑張って大声で吠える。
飼い主が根負けして与えてしまう。
また、次は…
犬は、悪い事をしていると思っていないのですから繰り返す事も、エスカレートするのも当然なのですね。
これと同じ事が、鳥の呼び鳴きにもあてはまると思いました。
大声で呼び鳴きしたとき、ついうるさい(近所迷惑かと)ので、『はい、はい、静かにしてね』と、相手にしてしまう。
離れた場所から、わざわざ叱りに行ってしまう。
それは、鳥にとっては、頑張って鳴いたご褒美なのですね。
こっちは黙って欲しいから急いで反応しているのですが。
飼育書を読んで知っていたことてすが、犬と重ね合わせると、そのことの持つ意味が、すごくしっくりきました。
頑張って
呼び鳴きには反応しないようにしよう。
呼び鳴きのご褒美はあげてはいけない。
おとなしくしてくれている時にこそ、たくさん話しかけてあげるべきだと、再認識した言葉でした。
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