羽毛にムシがいた

2017年4月25日火曜日

羽毛ダニ、Qちゃん

t f B! P L

インコ専門店で、お決まりの誓約書にサインをし、ケースに入れたQちゃんを眺めていたとき、なにか、背中を蠢く黒いものがありました。

「ん?」

ショップにいたときは、ケースの底に、練習用のシード(種、殻付きの餌)が撒いてあったので、てっきり、シードの殻かと思いました。

今まで、小鳥にムシがついているところなんて見た事がなかったので、(犬や猫も飼った事がなく、ノミなども見たことがありません)
目の前で動いているものが、一体なんなのか?
想像がつかなかったのです。

でも、どうやら
ムシのようです。
必死に背中をかき分けて数匹捕獲しました。

その後は見かけなかったので、たまたまついていた(!)と自分に言い聞かせました。

が、しかし、お迎え後5日ほど経った日の朝、その日は、小鳥の病院での健康診断を予定していました。

また見つけてしまいました。

「おとーさん!大変!
Qちゃんにムシがいる!!」

夫に、その生き物を見せ、すぐにネットで検索しました。

正体は、『羽毛ダニ』
とか、『羽毛シラミ』
と書いてありました。

小鳥の羽毛に寄生し、羽毛の栄養を食べる?のだそうで、救いなのは、皮膚に寄生したり、吸血するものではない、という事でした。

だから、鳥自身は、痛くも痒くもないのだとか。
命に関わるような事ではないと書いてありました。

ただ増えると、羽の栄養をとられてしまうので、ボロボロの羽になったり、身体全体に艶が無くなったりするそうです。

私はムシというムシが大嫌いです。

もう半泣きでしたが、可愛いQちゃんのためです。

セロハンテープを使って、その生き物をペッタンペッタンと捕獲しました。
(病院で見せる為です。)

元々、健康診断を終えるまではQちゃんをPちゃんに近づけないようにしていたので(別々に放鳥していました)Pちゃんにうつっている可能性は低いと思いました。

まさかムシとは。

お腹のムシが、もしいたら…と心配しての措置だったのですが、まあ、いずれにしても、近づけないでいて正解でした。

あのインコ専門店でも結局のところ、Qちゃんがこの状態ならば、親鳥か、仲間か、きょうだいは罹患しているということです。

何だかガッカリするやら、腹立たしいやら。

件の専門店では、万が一、持ち帰り後当日(3日程度猶予があったかも知れません)健康診断に行き、『生命に関わるような病気が見つかった場合』生体を返す事が出来ます。

でも、気に入ってお迎えした子です。
そんな事出来るものなのかな?

私達は、購入した日が日曜日だった事、病院とショップがかなり遠距離だったこともあり、直後の健康診断は予定していませんでした。

それに、生命に関わるような病気を持っていたとしたら、ヒナでもきっと少食だったり、見るからに虚弱なのでは?と思います。

よく考えると、誓約書のサインと、ショップ規約を伺うのは、なかなかシビアな選択を迫られるシーンです。

そして私たちは
QちゃんとPちゃんを連れて(Pちゃんは定期健康診断)
また車で1時間かけ、小鳥の病院を訪れました。








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