黒川博行さんをご存じでしょうか。
もちろん、ご存じの方が多いですよね。
直木賞作家で、最近では、映画『後妻業の女』の原作『後妻業』が記憶に新しい事と思います。
数年前の直木賞作品『破門』が初めて読んだ作品でした。
なんと、その作品に、オカメインコのノーマル(マキちゃん)が、非常に重要な役割で登場しているのです。
『破門』が初登場なわけではなく、『破門』は、シリーズものなのですが、(疫病神シリーズ)主人公の経営する経営の危ないボロ事務所に、ある日、オカメインコが飛び込んでくるのです。
小説の内容が内容なだけに、オカメインコのかわいいイメージとは対極にあるのですが、もちろん、小説自体も直木賞受賞作品だけあってとても面白いです。
迫力のある関西弁と、極道の世界と、詐欺師の世界。
そんな殺伐とした中に、まさに清涼剤のごとく、癒しの存在として登場するオカメインコ。
オウムでも九官鳥でもなく、オカメインコ、というところに、私は小説の内容以上に、この黒川さんに魅力を感じてしまいました。
その後、オカメインコが出てくるという理由で、疫病神シリーズは全部読みました。
オカメインコがピンチになったときには、主人公が危ない目に遭うよりもハラハラしました。
オカメインコにもしもの事があったら、黒川さんを嫌いになる、と思っていましたが、杞憂に終わりました。
そして、残念ながら、映画では、このオカメインコは登場せず、非常に残念に思いました。
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