いつもと変わらない元気なPちゃんでしたが、やっぱり血の跡が気になりました。
それに、ペットショップの店員さんの言葉も、ずっと気になっていました。
ただ、車で1時間です。
電車ならもう少しかかります。
外出は、こんな小さな小鳥にとって、ストレス以外の何物でもないのでは?とも思いました。
ですが、どうしても、連れて行ってあげるべきだという気がしてきました。
そして、予約をする為に小鳥の病院に電話をしてみました。
電話に出た女性は、(後日、この方がPちゃんの主治医になってくれたのですが)とても優しく、的確でした。
傷について説明したところ、今現在、出血しておらず、固まっているようなら、緊急性はなく、おそらく心配ないこと。
餌をしっかり食べているなら、予約の土曜日の来院で大丈夫だと答えてくれました。
それからすぐに、キャリーケース(持ち運び用の鳥かご)をAmazonで購入し、当日に備えました。
そして土曜日の朝、夫の運転する車に、Pちゃんのキャリーケースを抱えて乗りこみました。
Pちゃんは、最初は、不安がってピヨピヨ鳴いていましたが、ドライブ中は、結構楽しんでいるみたいに、しっかり前を向いていました。
まるで、赤ちゃんを連れて初めて外出する夫婦のように、私と夫は緊張して、でも楽しいドライブになりました。
さて、1時間半ほどかけて(住宅地の中なので少し捜した)病院に到着しました。
待合室にいたのは、オカメインコや、セキセイインコ、多分ウサギ(ケージに布をかけている飼い主さんが殆どなので、あまりハッキリと見えないのです。)ハムスター、亀などでした。
(基本的に、犬や猫はいません)
予約しているとは言え、急患(!)もあったりで、1時間ほど待ったと思います。(その急患は、ハムスターだったと思います。人間に踏んづけられちゃったとか。小動物は、こういう事故も多いみたいです。飼い主は気をつけなければなりませんね。)
待合室で、インコを我が子のように大事にしている飼い主さんたちを見ているだけで、なんだか平和な、ほっこりした気持ちになります。
その日は肝臓を悪くして、点滴(!!)を受け、お薬をたくさんもらって帰るセキセイインコちゃんがいました。
小さいのにかわいそうだなぁ、とぼんやり見ていると、お支払額は、なんと、2万円超えでした…。(クレジットカードが使えます!)
そしてまた、2週間後に来院するように言われています。
月4万円って。
大変です。
よく言われることですが、一般的なセキセイインコちゃんは、生体の値段が、お店では、約1000円から3000円ぐらいです。
それなのに、治療費は高額です。
でも、もう
値段じゃないんです。
家族なんですね。
きっと、1日でも長く生きていて欲しいんですよね。
そんな事を考えていたら、いよいよPちゃんが呼ばれました。
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