Pの次だからQです

2017年4月21日金曜日

Qちゃんさがし、雛

t f B! P L

雛、と一言で言っても、生後何日なのかでずいぶん見た目も、育て方も違うようです。

Pちゃんをみつけたショップは、小さすぎてうまく育たない事を懸念してか、ひとりで餌が食べられるようになるまで、販売はしないようです。(約2-3か月)

今回の専門店は、特にそのような規定はなく、飼い主が望む状態で、といった雰囲気でした。
ただ、希望の種類や性別の子を見つけた場合、早めに予約しないと手に入らない可能性があるので、小さい雛のうちにほとんど売れてしまうようです。

「この子は、おそらく男の子ですよ。」

私たちには、さっぱり区別の仕方がわからなかったのですが、毎日毎日オカメインコを見ている店員さんには判別できるものなのかな~と不思議に思いました。
(ですが、最近では、私も夫も、女の子のPと、男の子のQを見比べて、明らかに違いを感じるので、(外見と動作で)もしかしたら、よその子でも判別できるかもしれません。)

ところが、期待に胸を膨らませて対面したQちゃんは、お世辞にもかわいいとは言えない風貌でした。

生後1ヶ月程度で、もう羽毛は生えそろっており、体も大きかたのです。
インコ、というより、鷲とか鷹とか、猛禽類の赤ちゃんみたいでした。

Pちゃんと比べると、顔がちいさくて、全体的に縦長の印象でした。

なんとなく、ひなといえば、ひよこっぽいイメージを持っていたので、少しだけ戸惑いました。
Pちゃんより、ほほのオレンジも薄いのです。
男の子はオレンジが濃いんじゃなかったかな~と不安になりつつも、(一概には言えないようです。)
見れば見るほど、可愛くはないけど、愛嬌がある丸い目をしたQちゃんに、なんだか惹かれてきました。

「さし餌をやってみますか?」

初体験だったのですが、どうせ育てるなら小さい内から育てたいと思っていたので、ひな用の餌(粉を溶いて作る)の作り方や温度を教わり、冷めないようにその餌を温めつつ、左手で雛を握って、しっかりと口を開けさせ、給餌用のスプーンで口に運ぶのです。

慣れないので、こぼしたりはしたものの、Qちゃんは、元気よくバクバクと上手に餌を食べ、待ちきれない時は、恐竜の赤ちゃんみたいに「ジャージャー」と鳴いて催促をする程でした。

こんなに上手に餌を食べられる子なら、体も元気に違いない、と確信した私は、この子を連れて帰ると決心しました。



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