小鳥の病院へ行く2

2017年4月11日火曜日

t f B! P L

いよいよPちゃんが呼ばれ、私たちはキャリーごと、Pちゃんを連れて診察室に入りました。

そこにいたのは、あの予約の時に応対してくれた女医さんでした。(非常に特徴のある可愛らしい声だったので分かりました。)

『こんにちは~。
それじゃあまず、体重を、はかりましょう。』

Pちゃんは、ムギュっと握られてプラケースに入れられ、デジタルのはかりの上に載せられました。

確か87グラムぐらいだったかと思います。
太り過ぎでも、痩せ過ぎでもありません。
そして、先生は、なんと、小さい聴診器をPちゃんの胸にあてました。(初めて見ました。かわいい姿でした。)

『うん、心臓の音は大丈夫ですよ。
それに、Pちゃん、とっても筋肉質です。
元気ですよ。』

Pちゃんは、先生の手に、まだ握られています。

『おっしゃっていた傷は、治りつつありますね。
もうこれは、このままで大丈夫です。
ただ、これ以上、パニックを起こさせないように注意してあげてくださいね。
それと、もうすぐPちゃんの糞の検査の結果が出ますので、しばらく待合室でお待ちくださいね。』

Pちゃんの糞は、出かける前に取って、ラップに包んで持参し、提出してありました。

数分後、名前を呼ばれて入室すると、そこには、とっても複雑な表情の先生がいました。

何だか嫌な予感がしました。

『実はですね…。』

ごくり。

『Pちゃんの糞から、ヘキサミタがでました!』

へ?ヘキサミタ??

『寄生虫の一種で、オカメインコからは比較的よく出るんです。
感染源は、おもに、親鳥と言われています。
このヘキサミタは、やっかいなことに、なかなか死滅しないんです。
お薬を出しますから、必ず指示通りに飲ませてくださいね。
飲ませ方は、こんな感じです。』
と、先生は実践して見せてくれました。

Pちゃんが病気だったなんて。

ショックで呆然としてしまいました。

でもきちんと投薬すれば、治るということです。

お薬は2週間ぶん。
1日3回です。
あまりに少ない投薬量なので(0.5cc)針のない小さい注射器を使って、Pちゃんの嘴の中にねじ込むようにして、飲ませるのです。
(抗生物質だと思います)

『この薬の効果を見る為に、まず2週間後に再検査します。
効果があるようなら、もう一度間隔を開けて投薬します。』

不安で一杯でしたが
本当に、病院に来て良かったと思いました。

ほっておいたら、どうなっていたかわかりません。
ちょっとした風邪などで体が弱ると、寄生虫が増えて、一気に弱ってしまう事もあるそうです。

『かわいそうに。
Pちゃん、しんどかったんだね。』

と夫が言いました。

『うん。
赤ちゃんだから、おとなしいのかと思ったけど、病気だったんだね。』

『かわいそうなことしたね。
もっと早く連れてきてあげれば良かったね。』

二人で反省しつつ、絶対にPちゃんを治してあげよう!と誓いました。

ちょっと記憶が曖昧ですが、支払は、5000円ぐらいだったと思います。

2週間後の土曜日に予約をして、私たちは帰宅しました。

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